愛の神エロスのいたずら、もてあそばれるアポロンとダフネの二人です

アナタは好きな人ができたら告白する側ですか?それとも告白される側ですか?そもそも告白するなんて、恥ずかしくてできない人が多いかもしれません。

男女の恋愛はさまざまです。今回紹介するギリシア神話は、愛の神エロスぼうやのいたずらから始まる恋のお話しです。登場人物はアポロンとダフネです。

美の女神アフロディテにはエロスという息子がいます、愛の神エロスの子ども時代の話です。エロスは楽しく弓矢を飛ばして遊んでいました、その場にたまたま出くわしたアポロンがエロスに言います。

「こらこら坊主、その手に握っているのはなんだい?弓矢だろう危ないよ他のもので遊びなさい。だいたい弓矢なんて僕みたいな大人が使うものだよ、この前だけど僕は大きな毒ヘビを射止めたのだからね、坊主は他の遊びでもしなさい」

それを聞いたエロスは、ムッとしてアポロンにこう言い返します「おいおいアナタは弓矢の名手かもしれないけど、自分自身を射止めることは無理だよね。僕は簡単だよ、アナタを射止めることができるよ」

愛の神エロスは、こんな矢を持っていました。まず一本目は愛の矢です、この矢が刺さるとその人の事が好きになるのです。二本目は嫌いの矢です、愛の矢とは反対で嫌いになるのです。

この二本の矢の一本をアポロンにめがけて放ちます。もちろんアポロンは愛の矢さてアポロンは男性ですからお相手の女性はと言うと、川の神ペネイオスの娘ダフネです。

ダフネには、嫌いの矢を放ちました。その後ですが、この二人はえらいなことになってしまいます。そうですよね、片方は好きになりもう片方は嫌で嫌で逃げるのですから…。

案の定アポロンは、ダフネの事が好きになります。でも当のダフネはと言うと、たくさんの男性から求愛されますが断り続けます。ダフネは結婚よりも、自由きままに遊び回る方が好きでした。

年ごろの娘をみて川の神ペネイオスは「ダフネよ、気になる男性はいないのかい?父さんはお前の花嫁姿が見たいのだよ。そしてかわいい孫を見たいのだよ」それを聞いたダフネは、少し頬をそめます。

「お父様聞いてください。私は結婚などしたくないのです。このまま独身がよいのです、女神アルテミスだってそうではありませんか。」とダフネは言い返します。

エロスの矢は、凄まじい威力です。アポロンの方はどうでしょうか…。アポロンはダフネの事が気になって気になって仕方がありません、そして会いたくて会いたくて仕方がありません。

アポロンは道を歩いているダフネを見かけます、ダフネだ!なんて美しい人だ!アポロンはダフネについて行きます。そのアポロンに気がついたダフネは、走ってにげます。猛ダッシュです。

アポロンが走って逃げるダフネに問いかけます「待ってください。ダフネさん止まってください。僕は怪しものではないのですよ、ダフネさんのことを愛しているものです…」ダフネに自分の思いの丈を、語り続けます。

そんなアポロンの言葉など全然耳に入りません、逃げるダフネ追いかけるアポロン時間は過ぎていきます。やっとアポロンはダフネに追いつきます、その瞬間ダフネは父親に助けを求めるます。

「助けてお父様!私を大地に隠してください。そして違う生き物に私をかえてください」ダフネの体が月桂樹に変わったのです。父である川の神がダフネの願い通り違う生き物にしたのです。

それを見ていたアポロンは「僕はもうダフネと結婚できないね。でもこの月桂樹はいつまでも大切にするよ、そして美しいままでいれるようにね」

この話はこれで終わりですが,アポロンが初めて好きになった女性はこのダフネだったのです。でもそれはエロスの矢がそうさせたのだから可哀想です。

美しい君の名は、自分自身ナルキッソスは美少年でした

アナタは自分の顔が好きですか?美しい顔だと思いますか?実は美人の顔には、黄金比があります。確かに芸能人の美人さんで、この黄金比を確認したらバッチリ当てはまりました。

美しいお顔は、いつまでも見とれてしまいます。美人は三日で飽きるなんて、いったい誰が言ったのでしょうね。飽きるどころか、ますます眺めていたくなるのにね。

今回紹介するギリシア神話は、美しすぎる美少年ナルキッソスのお話しです。やはり人並み以上の美しいお顔の持ち主は、生きる次元が違うのでしょうか。

美少年ナルキッソスはその美しい容姿だったために、たくさんの妖精たちから求愛を受けていました。もちろん妖精たちだけではありません、若い娘たちかもたくさん求愛を受けていました。

でもナルキッソスは、誰の求愛も受け入れません。そんなある日一人の娘が、ナルキッソスを愛して愛してくるしい思いを女神に祈ります。

「ああ女神さま、愛する人に思いが全然届きません。毎日心が苦しいのです、ナルキッソスにも私と同じように苦痛を与えてください」復習の女神が、その言葉を聞いていました。

復習の女神から目をつけられたナルキッソス、彼は今後どのような災難が訪れるのでしょう。でもこんな片思いの逆怨み、全く女子力低すぎです。ナルキッソスかわいそ過ぎです。

おっとギリシア神話に戻ります、狩りに出かけていたナルキッソスは疲れて池のほとりに腰を下ろします。そしてのどが渇いていたので、池の綺麗な水を飲もうと池の前に座り込みます。

その時に澄んだ池の水に、ナルキッソスの姿が映ったのです。でもナルキッソスは自分自身だとは気がつきません、逆になんて美しい娘なんだ泉の妖精だろうか?

ナルキッソスはずっと池に映る自分を、別人と勘違いしたまま見とれていたのです。そう彼は、自分自身とは知らず自分の容姿を愛してしまいました。

そのうちナルキッソスは我慢できなくなり、池に映る自分に語りかけたり抱きしめようと池の中に腕を伸ばしたりします。でも池の中美しい人は、ユラユラ浪打に姿がなくなります。

「どうして逃げるの、逃げないでよ」ナルキッソスは池の中美しい人に呼びかけます。この池からナルキッソスは動けなくなります、この美しい人のそばにずっといたいと思っているからです。

そのうちナルキッソスは美しい人の事ばかり思い、食事も眠ることもしないで池の中の美しい人のことばかりが気になって仕方がありませんでした。

ナルキッソスは、池の中の美しい人に問いかけるのです「美しい人、僕はアナタを愛してます。僕がアナタに微笑めばアナタも僕に微笑み返してくれる、僕がアナタに顔を近づければアナタも僕に顔を近づけるてくる。なのになぜなのです」

日に日にナルキッソスは、やつれていきます。やせ細り最後は、ガリガリの骨だけの身体になり死んでしまいました。

これは復習の女神が、ナルキッソスにかけた罰だったと思います。愛することをはき違えると、悲劇しかうまれないような気がします。アナタも愛する意味を、もう一度考えてみてください。

おしゃべりはほどほどに、妖精エコーとやまびこの生い立ちです

アナタは一目惚れをしたことがありますか?恋愛はさまざまな恋模様で、一概に一言では例えられません。今回紹介するギリシア神話は、お喋りな妖精エコーと美しい若者ナルキッソスの話です。

お喋りが大好きな妖精エコーは女神アルテミスのお気に入りでした、なので女神アルテミスはいつも妖精エコーを連れて出かけていました。

そんな妖精エコーですが、最初に話したようにお喋りが大好きで大好きでそのせいで自分の首をしめることになります。

女神ヘラは大神・ゼウスの奥様です。そんな女神ヘラは、ゼウスはどこに行ったのかしらもしかしたら妖精たちとたわむれているのかもしれないわ。何と無く嫌な予感がしました。

女神ヘラは、夫のゼウスを探しに出かけます。さて大神・ゼウスですが、女神ヘラの予感の通り妖精たちと楽しく雑談していたのです。時間は過ぎ女神ヘラは大神・ゼウスが妖精たちと雑談している場所を見つけます。

妖精たちは女神ヘラが、自分たちのいる方向へ向かって来ている事に気が付きます。そこで妖精の一人がエコーに頼みます「エコーお願い!女王様に話しかけて長話をしてきて欲しいの」

エコーは他の妖精たちを逃がして自分は女神ヘラの元へ「ヘラさま、ヘラさま、面白いお話しが…」エコーは大好きなお喋りを、ニコニコしながらはじめます。

そんなエコーの考えなんて、女神ヘラはお見通しでした。「エコーどうして私にうそばかり話のです。そんなアナタをいましめとして、お喋りができないようにします。でも可哀想だから返事だけできるようにしてあげます」

女神ヘラからそう言われエコーは、本当にお喋りができなくなりました。そんなある日のことです、エコーは山で狩りをしていた美しい青年ナルキッソスを目にします。

エコーはナルキッソスを気に入ります、話しがしたいお友達になりたいと、さまざまな思いをよせます。でもエコーはナルキッソスに話し掛けることはできません、女神ヘラからいましめをうけているからです。

エコーは思います、あの人が私に話し掛けてくれたらいいのだけど…。月日は流れナルキッソスは森で友人たちとはぐれます、友人たちを探すためにナルキッソスは大声を出して叫んでます。

「お~い、誰かいないのか」「…いないのか」エコーが続きます。ナルキッソスは不思議に思い辺りを見回しますが、人影は見当たりません。

「こっちに来て!」「…来て」と、このようなやまびこラリーが数回続き「二人で話しましょう」「…話しましょう」とエコーが返事をし、ナルキッソスの前に姿を見せたのです。

エコーは嬉しくなりナルキッソスに、抱きつこうとよっていきます。でもナルキッソスはエコーを見て「こないで!あっちへ行ってくれ、一緒にいたくない僕はきみを受け入れたくない」「…受け入れたくない」エコーも続いてこだまします。

エコーはナルキッソスに、ふられてしまいます。その後エコーは、悲しみと恥ずかしさで森の奥深くから出て来ませんでした。美しかったエコーは、歳月と共に姿を変え岩になります。

でもエコーの声だけがそのまま残り、今でも山に向かって「ヤッホー」と叫ぶと「ヤッホー」と返事がきます。それはエコーが返事をしているのです。






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